2012年1月14日土曜日

えっ! 私のLION、カッコ悪すぎ…?

AquaKana(アクアかな)が
カッコ悪いと思っている方々へ。
MacOSX 10.7 LIONで 
日本語 システムフォントを
ヒラギノにする方法。

この方法を作るために
を参考にさせて頂きました。
紹介されていた方法を最小限の労力にしたものです。
管理人さんに感謝。

そこで後日に紹介されている
中国語韓国語フォントを消す方法だと、
あとから追加で日本語フォント入れるとフォントが変わってしまいます。
なので偽AquaKana作成が必須になります。

方法:
付属フォントのヒラギノの、内部データの名前関係の情報を、AquaKanaに変更、
文字形状データはヒラギノ、名前はAquaKanaになっているものを作りシステムに入れる。

注意:
非常に強引な方法なので、すべてのアプリで正常に使えることを
保証しません。日頃使ってるアプリで不具合が出たらあきらめろ!!!!!
とりあえずうちの環境ではiLife関係やSafariとかFirefoxとかChromeとか
GIMPとかLibreOfficeとか大丈夫です。草の根フリーソフト的なもんは、
わからんです。
それから10.6では表示不具合が出ます。10.7用です。

作業概観:以下に表にまとめました。
X11とかターミナル、ちょっとだけ使いますので、
教えて君は帰れ。
帰ってくださいお願いします。サポートなんてしません。
パソコンの操作そのものに慣れてないような人は対象外です。

結構長く説明してますが、細かく手順を追っているためで、
やってることはかなり簡単だったりしますよ。


Javaと、Xcodeをインストール
LIONはJavaを自分で入れなきゃならないので、
落としてきてインストールしてください。


APP StoreでXCode最新版を落とします。具体的に操作はしませんが、
内部のものが、fontforgeのインストールに必要なので。



MacPortsをインストール
UNIX的アプリの、
ソースをダウンロードからインストールまで自動でやってくれたりもする
便利なソフト。
このへんにある。

ちっこいリンクからダウンロード。

pkgなので、普通にインストーラーで突っ込んでください。
そのあと、 ここ を参考に、環境変数の設定コマンドをターミナルから入れてください。
export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH
っていれるだけなんですけども。


Fontforgeをインストール

まず
sudo port install fontforge
とターミナルで入力してEnter


…portって入れてるけどこれがMacPortsですよ。



いつもログインとかに使ってるパスワードをいれEnterします。



あとは、ぼんやり眺めるだけ。自動でビルドしてくれます。
かなり時間かかりますので、放置してモンハンでもやっててください。
途中で冷却ファンがぶんまわったりしますが、大丈夫です。


使うフォントを用意する

システム/ライブラリ/Fontsにヒラギノ2書体があるはずなので、
作業場所(デスクトップとか)にコピー。


Fontforge起動!! フォントを開く

ターミナルでfontforgeって入れてEnter


なんかすごく古臭いGUIが開きますが、
GUIあるだけ感謝しましょうね。

※ちょっとした注意
ユーティリティのターミナルでインストールして、
X11のメニューの アプリケーション→ターミナル で
Fontforgeを起動させると、なぜか英語環境になってしまったりします。


さっそくヒラギノを開きます。濁点が消えてるのなんてキニスルナ。
W3と、W6を両方作業しますので、ファイル > 開く
でW6も開いてください。


W3の作業
ここの「CIDフォント情報」を開きます。

まずPS Namesを編集します。赤く塗ったところを変更。※上が編集前、下が編集後。
AquaKana
Light
にします。(Lightははじめから入っていると思います)
大文字小文字打ち間違い注意。

ウインドウ内を編集しながらスクロールしたりすると、
描画が乱れるので、ウインドウを大きくして編集すると良いです。

TTF名を編集します。
AquaKana
.Aqua Kana
Regular
にします。「ドットAqua半角スペースKana」に注意。
この画面で上の方に日本語の名称がありますが、
変更するところはありません。システムは英語しか
見てないようです。
操作ミスして、行自体が消えた場合、キャンセルを押してやり直すとよいです。

全部入力したらOKを押し、



こんな警告文を無視します。OK押します。




こんなのが出ることがありますが「変更」押しておきます。

※3つ上のウインドウ画像の下で「Unique ID」が変わっているのはこれのせいです。
(作業後に画面を撮ったため)



W6の作業
W6にウインドウを切り替えます。PS Nameの各項目を
AquaKana-Bold
Bold
にします。Boldは自動で入るかも。(上の-Boldに反応する)


TTF名で上のように、
AquaKana-Bold
.Aqua Kana
Bold
にします。ここも「ドットAqua半角スペースKana」に注意。

この画面で上の方に日本語の名称がありますが、
変更するところはありません。システムは英語しか
見てないようです。
操作ミスして、行自体が消えた場合、キャンセルを押してやり直すとよいです。


全部入力したらOKを押し、



こんな警告文を無視します。OK押します。




こんなのが出ることがありますが「変更」押しておきます。

※3つ上のウインドウ画像の下で「Unique ID」が変わっているのはこれのせいです。
(作業後に画面を撮ったため)



文字間を広げる
(W3とW6で同じ作業をしてください)
このまま保存しても、ダメではないんですが、半角文字がやたら詰まって見難くなるので、
設定いじって広げてやります。


(注)
ここを選んだあとに、


文字がならんでるウインドウをクリックして、ctrl + A で全選択状態に。



幅の自動設定をひらき、



500くらいで。数字を増やせば増やすほど、字間が広がるんですが、
あんまり字間が広くなると、ウインドウから
文字があふれて見えなくなるかもしれないので、ほどほどに。
なお、上の(注)のところで、さらに別の項目を選んで同じ事を繰り返すと、
平仮名や漢字の字間の調整もできると思います。
そのままだと結構キツキツに詰まってますので、
ゆるいのが好きな人は、広げるとよろしいです。


フォントファイルとして出力
はい保存しますよ。「フォントを出力」のほうを使います。
デスクトップに保存しましょうか。


「OpenType CID」でよいです。
もともとAquaKanaは、Truetypeなんですが、
フォント形式はOTFでも認識されるみたいです。

なお、「ファイル名」はテキトウで構わないです。
上の例は、ヒラギノのレギュラーということでhira_Rとつけてみました。


なんかエラーでますが、無視します。保存を押す。



なんか言われますが、OK押します。

なんか言われますが、またOK押します。できあがり。


ファイル名を別にしてW6も同じように出力する
オリジナルのAquaKana.ttcは、1つのフォントファイルに
二種類の太さが入っているファイルになっていますが、
ヒラギノから作った偽AquaKanaは、
2つのファイルに別れたままで問題ありません。
W3がふつうの太さ、W6が太字に割り当たります。

閉じるときは
このあと、Fontforgeで開いていたヒラギノのウインドウを閉じますが、
「変更してあるけど保存する?」とか聞かれても
保存せず閉じるのでOKですよ。



フォントフォルダに入れる
作った、偽AquaKana2書体を、システム/ライブラリ/Fontsフォルダに入れましょう。


そのあと、
AquaKana.ttcを叩き捨てましょう。
(まあバックアップはとっておきましょうね)


再起動する
再起動して、UIまわりがヒラギノになってればOK。
猛烈にカッコ悪いフォントになってたら失敗。やりなおし。


デフォだと結構詰まります。個人的にはコンパクトになって好きなので、
これで使ってます。



ちなみにボールド(W6)がちゃんと出てるかチェックできる場所は
iTunesのウインドウ内、リストの一番上の行
再起動のウインドウ内
このMacについて > 詳しい情報... > システムレポート... のウインドウ内の見出し
などです。

うまくいかないときは
いちいち質問に答える甲斐性は無いので、ありそうなトラブルと回避方法。

・ターミナルの操作やインストール周りでエラーが出て進まない
この記事書くのに、ほとんどスッピン状態の、インストールしたてのLIONを使ってます。
問題を見つけ出す手間をかけるよりは、別パーティションなどにLIONを
新規インストールして、そこから起動して作業する方が早いかも。

・ヒラギノにならない
十中八九、PS NamesやTTF名のミス。大文字小文字やタイプミス注意。
※このブログからコピペする人は、末尾に改行記号がついてないか注意。
そのほかの原因としては、そもそもフォント周りの不具合が考えられます。
DTPな人で、あとから大量にフォントを入れてる人は、ひとまず外して、
システム標準フォントのみにしてみましょう。

・音引き(ー)などがなぜか縦書きになる
フォントファイルとして出力したものを、再度ひらいてやり直している。
これをやると、おかしくなることがあるようです。入力ミスなどをした場合、
未使用のヒラギノからやりなおし、出力してください。

・たまに一部の文字が消える
ボールドのほうのフォントだけ失敗している。
太字になるべきところだけ文字が消えてませんか?

・英字フォントは変わらない?
Lucida GrandeになるのはOSXの仕様です。

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※ほかのフォントでチャレンジする場合
元のフォントがTrueTypeの場合、フォント情報は、ここにあります。



すべてのフォントでうまくいくわけではありません。
どうも内部データ構造が「行儀が悪い」ものがあるようで、
そういうのはシステムが正しく認識できなかったりします。